みちのく温泉 みちのく温泉旅館
青森県深浦町と言えば全国的にも有名な不老ふ死温泉がある。その不老ふ死温泉の近くにある「みちのく温泉」はあまり知られていないが、湯質は本当に最高の温泉宿だ。
遊離二酸化炭素含有量日本一となっている。一度2位になったがまた1位に返り咲いたようだ。
遊離二酸化炭素が多い温泉としては、大分県の長湯温泉(ラムネ温泉)が有名であるが、長湯温泉は、2970mg/kg。みちのく温泉は4004mg/kgとなっており、ずば抜けているのが解る。最近まで1位だったのは兵庫県の吉川温泉で以前は4110mg/kgと多かったが、今では4000mg/kgを切ったとも言われているため、ここみちのく温泉が1位のようだ。
炭酸泉と言える天然温泉は日本に15箇所ほどしか無いと言われ、その中で遊離二酸化炭素含有量が1位のみちのく温泉は最高の湯質だと言える。
大きな門をを通って入れば最初に目につくのが水車だ。日本一の水車となっている巨大な水車に目がいく。
夜にはライトアップも行われるようだ。
入り口は2つあるようだ。
受付でお金を払い、まずは内湯へ
内湯
内湯は広く10人くらいは楽に入れそうな湯船だ。
湯加減は少し熱めだった。まずは身体を流し軽く浸かって露天風呂へ向かった
露天風呂へ 露天風呂は2つ
内湯から出ると、すぐに1つ目の露天風呂がある。
小さい湯船で内湯からそのまま流れてくるようになっている。そのため温度は内湯よりも温く長湯が出来るようになっている。
そして、この露天からサンダルを履いて、もう1つの湯船へ裸のまま直行した。
右側が男湯、左側が女湯となっている。12月の青森はかなり寒い!裸のままだとすぐに冷えてくる。急いで湯船へと向かった。
大きくは無いが感じの良い湯船だ。
ヒバで作られているそうだ。
海も見える。そして時間が合えば目の前を五能線が走っているため電車も見られる。これは面白い!しかし少し恥ずかしい感じもする(笑)
ふと、隣の女性用の露天風呂の方を見てみた。
んん???思いっきり隙間がある・・・・
女湯、丸見えやないか~い!!!!!
ほとんど混浴と変わらない露天風呂であった。これは少し女性には入りにくいだろう。男性はここで紳士になるべきだと思った。
こちらの露天風呂も温度は低めで長湯が出来る。ただ雪が舞う時だとよほど長く入らないと温まらないであろう。露天を出たらすぐに内湯に向かい、もう1度温まった方が良いかもしれない。
備考
ここは不老ふ死温泉とも近くお湯の色も同じ褐色なため同じ泉質かと思われるが全く異なる泉質だ。不老ふ死温泉よりも美肌効果は高いと思うし、血管に関係する病には物凄く効果があると思う。
この辺りで湯治を行うのならここが良いのではないか。比較的安いプランもあるようだ。
また不老ふ死温泉が混雑しているのなら、こちらに入ってのんびりとするのも良いと思う。
泊まりでゆっくりと入りたい温泉だった。
基本情報
- 施設名 みちのく温泉
- 住所 〒038-2327 青森県西津軽郡深浦町舮作鍋石76−2
- 電話番号 0173-75-2011
- お風呂 男女別内湯 男女別露天風呂(各2)
- 訪問日時 2007年12月18日
- 日帰り入浴 450円(当時) 10:00~20:30
- 宿泊 8000~(素泊まり4500円くらいからあるようです)
- ph6.6
- お湯の色 褐色
- 泉質 含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物強塩泉
宿のホームページは無いようです。下記サイトで予約が可能となっています。
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