一部の温泉ファンには人気の温泉「塩沢温泉 旧湯元山荘」の露天風呂。もう何年も前に閉館した温泉宿ですが露天風呂のみ残っており、地元の有志の方が手入れをされており無料で入ることが出来る温泉となっています。
人によって呼び方が異なるのですが「塩沢温泉 廃墟の湯」とか「塩沢温泉 湯元山荘(閉館)」「塩沢温泉 湯元山荘 廃屋の湯」と書かれていることが多いです。
塩沢温泉へのアプローチ・アクセス
東海北陸道中央自動車道の中間くらいに位置し、アクセスはお世辞にも良いとは言えない場所にあります。その分秘湯気分は最高!
中央自動車道なら伊那ICから2時間くらい、東海北陸道なら飛騨清見ICで降りて高山清見道路経由で高山で降りて2時間くらいです。
油断をしていると通り過ぎてしまうため気をつけてください。ここに行くには公共交通機関だと無理がありますので、車で行くのが良いと思います。
一応、上記のような看板がありましたが、今でもあるのかな?
車を停めるスペースはあります。
廃屋の湯元山荘
駐車場に車を停めて、壊れそうな感じの橋を渡ります。なお、あくまでも自己責任で行くようにして下さい。
1人で行くと男でも怖いです。
こんな注意書きが・・・・熊鈴持ってこれば良かった・・(^_^;)
周りは木々に覆われ、川が流れており雰囲気としては凄く良いところです。
上記の通り、有志の方が立てた看板がありますので、この通りにしましょう。
そして閉館した湯元山荘。何年前まで営業していたんだろう?と思いますが、廃屋の割に綺麗になっていました。きっとここも有志の方が掃除・管理をされているのでしょうね。
ここを右に降りていく階段があります。
薄褐色のお湯の露天風呂
階段を降りるとそこには露天風呂が!!!
紅葉の時期に行ったのでモミジが綺麗でした。お湯に触ってみると・・・う!冷たい?!温度としては30度あるかないか。
でも、せっかくここまで来たのだから入りました!チャプン・・・
でも、やはり温まりません(当たり前)。
ここはやはり夏向けの温泉です。冬だとそもそも来れるのかどうか解りませんが、ぬるくて入れないでしょう。
1人で少し怖く、にごり湯でそこが見えない、クマも出るかもしれない、まったく温かくない・・・ということで2~3分で出たため、お湯の感想と言われても困ります(^_^;)
でも、ある意味本当に秘湯ムード満点です。
なお、あくまでも露天風呂しかありませんので、脱衣所も何もありません。でも平日の早朝ならまず人は居ないと思うのでゆっくり入れると思います。
僕は濁河温泉の後にここに立ち寄りました。濁河温泉とセットで行くのが良いのではないでしょうか?
塩沢温泉 基本情報
- 施設名 塩沢温泉 湯元山荘(閉館) 廃墟の湯
- 住所 〒509-3411 岐阜県高山市高根町上ヶ洞
- 電話 なし(高山市観光課 0577-32-3333 )
- お風呂 混浴露天風呂(と言って良いのか?)
- 入浴料 無料 明るい内
- 訪問日時 2006年10月27日
- ph 6.5
- お湯の色 褐色
- 泉質 含二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉
本文にも書いた通り、濁河温泉とセットで行くのが良いかと思います。