岐阜県の奥飛騨温泉郷 新穂高温泉の象徴と言えば、新穂高の湯だと思いますが旅館で一番有名なのはどこか?と言われれば恐らく今回紹介する「水明館佳留萱山荘」ではないでしょうか?
僕が知る限り、日本で2番めに広く感じる混浴露天風呂があります。
実際に単一湯船なら島根県の玉造温泉 長楽園なのですが、複合的な広さで言えば宝川温泉汪泉閣でしょう。そして宝川温泉汪泉閣についで広く感じられるのがここ水明館佳留萱山荘だと思います。
水明館佳留萱山荘
水明館佳留萱山荘は日本秘湯を守る会の宿にもなっています。
最初、なんて読むのは解らなかった(^_^;)
旅館側で日帰り入浴料を支払い露天風呂へと向かいます。
開放感ありありの広い混浴露天風呂へ
フロントから歩く事1分くらい、露天風呂の入り口にたどり着きます。
露天風呂への入り口
秋に行った時の風景
冬に行った時のもの、暖簾が変わっているんですよね。何パターンあるんだろう?
料金はフロントでお支払い下さいの注意書きがありますね。広すぎて勝手に入る人もいるからでしょうか。
やっぱり無断入浴をする人がいるんですね。けしからん!
階段を降りて脱衣所へ。突き当りは男性用の脱衣所です。女性用は階段を降りたところで右に行きます。
男性用の脱衣所です。混みあう時は中々着替えられない時もあります。
広すぎる露天風呂へ
では、その広すぎる露天風呂をご覧下さい。
一番手前にある露天風呂です。確かに広いけどそれほど広く感じませんよね。でもこれが一番小さい湯船です。これ以外に他に2つ湯船が連なっています。
まずは手前の湯船から。
そして巨大な岩
冬場に見ると少し怖い印象も
混浴だから女性は少し入りにくいかもしれませんが、タオル巻き&湯浴み着OKなので気軽に入れます。以前、タオル巻きor湯浴み着が義務ず付けられ たという話も聞いた事があるのですが、真相は解りませんので今度確認に行きたいと思っていますが、いつになることやら(^_^;)
また土日に行くと団体で入りに来る人たちもいて一気に賑わう場合も。でもこれだけ広いとそれほど気にせず入る事が出来ます。
よく温泉サークルで入りに来ているようにも思います。
奥の滝見が出来る露天風呂へ
そして奥へ進んでいくと滝のように温泉が流れている湯船があります。
この滝見が出来る露天風呂の脇には洞窟風呂もあります。
中は意外と広くてとても暖かいというかサウナ状態になっています。
とても広くて、この3つから連なる露天風呂の合計の広さは250畳にもなるのだとか。
男女別ではなく混浴だからこそ出来る広さと開放感ですね。
冬場にシンシンと降る雪の中で入るのも格別ですよ。紅葉の時期は山々が赤く染まりそれも非常に綺麗です。
水明館佳留萱山荘について、感想と所見
これだけ広いと当然、源泉掛け流し。毎分220リットルものお湯が出ているそうです。
湯船があまりにも広く3つあるので湯船によって温度差は若干あります。お湯の温度はこれだけ広いと調整しにくいのかな?40度くらいから45度くらいまで日によって幅がありました。
お湯の色は無色透明ですがやや緑がかっているかな?という感じのお湯です。
タイミングの悪い時にいくとお湯が入っていない事も。これだけ広くても定期的に掃除はしていますからね。
なお、女性には女性専用の露天風呂もありますし、宿泊なら宿の中に男女別の内湯もあります。
また貸切露天風呂も3つあって日帰り入浴でも別途お金を払えば入れるそうですし、宿泊だと無料で入れるそうです。
水明館佳留萱山荘 基本情報
- 施設名 新穂高温泉 水明館佳留萱山荘
- 住所 〒506-1421 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂555
- 電話 0578-89-2801
- お風呂 混浴露天風呂・女性露天風呂・貸切露天風呂・男女別内湯
- 入浴料 800円 8:00~20:00
- 訪問日時 2006年10月22日 他数回
- ph 6.5
- お湯の色 無色(やや緑)
- 泉質 単純泉(露天風呂)・炭酸水素塩泉(内湯)
日本秘湯を守る会のスタンプを集めている方は宿へ直接申し込むか日本秘湯を守る会から予約をして下さい。
公式サイト
日本秘湯を守る会
下記宿泊予約サイトからも予約が可能です。お薦めはじゃらんからの予約です。
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