上記で四万温泉 積善館の建物や部屋を案内したが今回は積善館の温泉について紹介する。
積善館本館 元禄の湯
積善館と言えば、上の写真の温泉を思い浮かべる人も多いだろう。どこかで1度は見た事があるのでは無いだろうか?
大正ロマネスクの浴場は情緒ある内湯となっている。
5つの湯船があり、入った時は手前が一番ぬるく、奥の4つは熱かった。ただ妻に聞くと女湯は全部がぬるかったそうだ。
反対側から見たところだ。
外からみてドアがあるが、ドアを開けるとすぐに湯船が見える。
女湯は左右対称になっている。
上が女湯、下が男湯だ。
ph6.6の比較的優しい泉質となっている。薄っすらと硫黄の香りもした。自然湧出は最近だと割りと珍しくなった感じもするが、それだけ歴史も感じられる。
サウナ(蒸し風呂)もある温泉
あまりネットでは見かけないが、ここ元禄の湯にはプライベート用のサウナがある。
この小さな扉を開けるとサウナというよりは蒸し風呂であるが1人用のものがある。入る時に左側の札を入浴中に変えて、出ると空いているという表示に変更をするようになっている。
また奥にはシャワーもあり、身体も洗えるようにはなっているが、1人用のため混みあう時は早めに終わらせた方が良いだろう。
朝の陽射しの中入る温泉も最高に良かった。
ここには1泊の滞在中3回も入りに行った。積善館の中で一番のお気に入りの浴場だ。
積善館本館 岩風呂(混浴)
積善館本館には内湯の岩風呂があり、積善館唯一の混浴となっている。
脱衣所は別々であるが浴場は1つとなっている。
ここのお湯はかなり熱く45度くらいはあったと思う。滞在中1度、3分くらいだけ入っただけであった。長湯は出来ない温度であった。
なお、宿泊の場合は女性専用時間もある。女性専用時間内は鍵がかかり、チェックインの時に鍵を開ける番号を手渡せれる仕組みになっている。
佳松亭 杜の湯(内湯と露天風呂)
佳松亭には、男女別の内湯と露天風呂がある。
杜の湯と名付けられた浴槽は、森林浴を味わえる。
ここのみ、入り口に冷水が置かれている。
脱衣所も広くなっており、のんびりと入る事が出来た。
内湯よりも露天の方が若干熱くなっていた。
ここには2回、入ったが2回とも貸切状態で露天風呂には入れた。平日に泊まると貸切状態でこんな良い露天風呂に入れるからやめられない。
夜は更に静かであった。
山荘 山荘の湯(貸切風呂・家族風呂)
山荘の棟には貸切入浴出来る山荘の湯という温泉がある。空いていればいつでも入れる温泉だ。
家族で入るのなら十分な広さの脱衣所となっている。
積善館の良いところは、どこの温泉にも綿棒が置いてある点だ。
扉をあけて中に入ると湯船が2つあった。
山荘の湯は2つあるため、2組が常に使えるようになっている。
シャワーもあり、身体を洗う事も出来る。
時計がかかっており、混雑している時は少し早めに切り上げるのが良いと思った。
2つある内のもう1つは左右対称の作りとなっていた。
佳松亭 積・善(有料貸切風呂)
佳松亭には有料の貸切風呂がある。1回45分3240円となっているが、今回は利用しなかった。
積善館 温泉まとめ
積善館と言えば、一番最初に書いてある元禄の湯が有名であるが、それ以外の温泉も是非とも楽しみたいものだ。
特に露天風呂は平日でシーズン外であれば、団体客が入らない限りかなり空いているのでは無いかと思った。有料の貸切風呂は除いても他の温泉にも是非とも入ってもらいたい。なお、宿泊の場合でも夜中には入浴出来ない。深夜1時から朝5時までは温泉はどこも閉鎖される。
基本情報
- 施設名 四万温泉 積善館(積善館本館)
- 住所 〒377-0601 群馬県吾妻郡中之条町四万温泉
- 電話番号 0279-64-2101
- お風呂 男女別内湯 男女別露天風呂 家族風呂 混浴内湯
- 訪問日時 2014年12月8日
- 日帰り入浴 1200円
- 入浴時間 10:00~16:00(本館の元禄の湯と岩風呂のみ)
- 宿泊費 今回はじゃらんのプランで1人7020円
- ph 6.6
- お湯の色 無色
- 泉質 ナトリウム・カルシウム 塩化物硫酸塩温泉
下記宿泊サイトからも予約が可能です。
建物編と食事編は下記となります。