赤石温泉
赤石温泉は戸川渓谷源流部に位置する秘湯の一軒宿だ。
道を行くと「赤石温泉」の看板が見えてくるので、その上に登っていく。
雰囲気のある和風の宿だ。夜は夜でまた綺麗に宿が浮かび上がる。
日本秘湯を守る会の宿にもなっている。
館内は古い感じは伝わってくるが掃除は行き届いていて綺麗であった。古くて掃除が行き届いた宿は良い!やはり温泉宿は近代的な建物よりも古い方が雰囲気が出ている。
部屋に案内され、早速露天風呂へと向かった。
混浴の露天風呂
ここの露天風呂は混浴で道を挟んで反対側にある。
男女別の脱衣所。女性はタオル巻は当然OKだ!また夏場ならプールもあるため水着でも入浴がOKなようだ。お湯は褐色のため中に入ってしまえば見え難い。女性にも入りやすい混浴と言える。
露天風呂に行くとまず目に入るのは赤い大きな番傘だ。雨ならこの下で雨宿りも出来る。
10人以上は楽に入れる大きさだ。なお、宿泊ならば女性専用時間もあるので、より女性も楽しめるだろう。
夜は夜でまた落ち着いて入れる。
ただし、冬季は露天風呂は入れない。また平日は入れない時もあるため前もって宿に確認をした方が良いだろう。通常4月後半から。露天風呂は基本的に土日祝日のみだ。
もっとも宿も冬季閉鎖になるが。
夕食と朝食
夕食は専用の個室で頂いた。
馬刺しは柔らかく美味しかった。
川魚の塩焼きも美味しく頂けた。やはり山の宿は無理して海のものなど出さずに山のものを頂きたい。
鯉のあらいは、実は苦手なのだが、泥臭くなくてこれは自然と食べる事が出来た。恐らく食べられるという事は美味しいのであろう。
小皿の料理が並ぶ。しかしメインはまだだ。メインはうなぎ
これが美味しかった!これだけでご飯3杯は食べられる。
そして鯉こくだ。
満足の行く食事であった。
朝食は朝食会場でいただく。
ステージがあるのが古めかしい。
朝食はこんな弁当箱に入っていた。この辺りに泊まる人は、早朝から登山に出る人も少なくない。そのため朝食ではなくお弁当にも対応してくれるためだろうか。
内湯も混浴
ここは内湯も混浴だが、女性専用の内湯もある。なお、混浴ではあるが女性と男性の脱衣所が違うため女性も入りやすいと言える。
宿の周り
宿の周りはモダンだ。
絵になるようにいろんなものが配置されている。こういう演出がまた素晴らしいと思った。
山梨は意外と東京からも近いため割りと宿は高いところが多いがここは物凄く良心的な値段の宿だ。季節外れなら1泊2食で1万円でお釣りが来る時も多い。確かに食事に派手さは無いがシンプルに美味しい料理と飲泉も出来る素晴らしい泉質の温泉をのんびりと味わえるとなればコストフォーマンスの良い宿と言える。
また泊まりに行きたい宿だ。
基本情報
- 施設名 赤石温泉
- 住所 〒400-0514 山梨県南巨摩郡富士川町平林3243
- 電話番号 0556-22-5188
- 宿泊料金 1人8900円~
- お風呂 混浴露天風呂 混浴内湯 女性専用内湯
- 訪問日時 2007年6月2日
- 駐車場 無料
- 日帰り入浴 600円(当時)10:00~17:00(要確認)
- ph2.2
- お湯の色 褐色
- 泉質 単純酸性冷鉱泉
赤石温泉は日本秘湯を守る会の宿です。
宿泊サイトでも予約は可能です(その場合日本秘湯を守る会のスタンプ帳の押印は出来ません)