トロッコ電車と徒歩でいく秘湯の混浴!黒薙温泉【富山県の温泉】

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黒薙温泉

黒薙温泉は、黒部峡谷トロッコ電車で「黒薙駅」までいき、そこから山道を600Mほど歩いて到着する歩いてしかいけない秘湯だ。その代わり、そこには普通の温泉では味わえない秘湯ならではの味わいある温泉となっている素晴らしい温泉宿だ。

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黒薙温泉までの道のり

黒部峡谷トロッコ鉄道で「黒薙駅」で下車をする。

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黒薙駅には黒薙温泉の味わいある看板がかけられている。

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管理人が訪れた時は、黒薙駅で降りるのはほぼ満車に近いトロッコ電車の中でも管理人だけであった。あの人は何で降りているんだろう???そんな不思議な顔をした人もいた。目立ってしまった(笑)

黒薙駅から黒薙温泉までは約600Mの距離、歩いて15分~20分くらいだ。山道を歩くため、最低限スニーカーは必要だ。ヒールの高い靴では危険。

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完全な紅葉では無いが、美しい景色の中歩く山道は素晴らしかった。初めて歩いてしかいけない温泉だった。ドキドキした。これは面白い!今回は1人旅。それが余計にドキドキを加速させていた。

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黒薙温泉の小屋が見えてきた。もうすぐそこだ

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到着した。時間にして約20分。初めて1人で歩いた山道は非常に長く感じたが、楽しかった。宿の方に予約してある旨を告げ、部屋に案内してもらう。

旅館 黒薙温泉 館内

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簡単に館内を案内してもらった後に、部屋に案内してもらった。久しぶりに歩いた山道、一応登山用の服装をしてきたが、それをすべて脱ぎ捨て、浴衣に着替えて早速露天風呂へ向かった

混浴の露天風呂

ここ黒薙温泉には、露天風呂が2つある。混浴の大露天風呂と女性用の露天風呂だ。まずは大露天風呂へ。

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部屋から露天風呂まで3分ほど歩く。露天風呂には簡易的な脱衣所が男女別で用意されている。

身体にかけ湯をして入る。疲れた身体にお湯が馴染んでいく。弱アルカリ性で熱めのお湯は疲れた身体を芯から癒してくれている。来てよかった!

ここは混浴であるが、宿泊なら朝と晩に設定されているため女性も安心して入れる。混浴時間中もタオル巻き、水着もOKだ。日帰り入浴でも気軽に入れる。

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露天風呂の前は川が流れている。とても景色が良い。かすかな川の流れる音と鳥のさえずり、時折、はっちゃけている男女の声。最後のはあまり必要ないがここまで来たらハイテンションになるのもよく解る(笑)。

夜にも当然入りにいった。

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日帰り入浴客はもういない。虫の音と川と風の音が本当に良いBGMだった。何時間も入っていたい・・・そう思った。

夕食と朝食

今回は1泊2食で泊まった。2人1部屋だと1万円を切るが1人1部屋だと2割ほど高くなる。これはやむを得ないだろう。宿も商売だ。

夕食は食事処で一斉に食べる。

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山の幸ばかりだと思ったら、富山名物のホタルイカまで並んだ。右側中央の緑のものは「サス」と呼ばれる富山の名物だ。カジキの刺身を昆布で巻いて〆る事で日持ちも出来て、昆布の旨味も加わり美味しくなるというものだ。このサスが非常に美味しかった。イワナも美味しく、天ぷらもそれなりに美味しかった。ご飯はお替わりをさせて頂いた。

朝食も食べたが写真は取り忘れた。

女性用露天風呂へ

ここには混浴の露天風呂の他に女性用の露天風呂もある。女性露天風呂には男性専用時間が設定されているため、その時間は男性も入れるのだ。これは良いサービスだ。

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女性用露天風呂は「天女の湯」と名付けられ、大きくはないものの雰囲気はとても良い温泉だった。夜だったため、景色はよく解らなかったが、朝も男性専用時間があるという事で入りにいった。

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こんな景色だったのか!これは絶景だ!これは男性も入りたいぞ!大露天風呂よりも秘湯ムード漂う温泉だった。

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川のあちこちから湯気が上がっている。いろんなところで温泉が湧いているのだ。

内湯へ

ここには当然、内湯もある。

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身体や頭を洗う場合はここで行う。広くは無いが落ち着ける温泉だった。

備考

これだけ秘湯だとトイレはボットン式の臭うものだと思っていたが、意外や意外、様式で臭くなかった。

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おまけにシャワートイレとなっている。これはありがたい。

また行きたい温泉となった。

近道もあるが通行禁止

実は黒薙温泉への道は山道だけでなくトンネルでも行ける。しかし通常は通行禁止となっている。山道が悪天候等で危険な場合や崩れた場合のみ通行OKとなる。

下の写真は黒薙温泉側からのトンネルの入り口だ。

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下が黒薙駅側の入り口

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以前、ここに泊まり悪天候でトンネルを通った友人より写真を頂いた。

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ダンジョンのようで面白かったと言っていた。いつか自分も通りたいような通りたくないような。ここまで来て悪天候はあまり良いものでは無いから。

非常に楽しめた温泉宿だった。いつか、また行きたいところだ。

基本情報

  • 施設名 黒薙温泉 黒薙温泉旅館
  • 住所 〒938-0282 富山県黒部市宇奈月町黒薙
  • 電話番号 0765-62-1802
  • 宿泊料金 1人9870円~
  • お風呂 男女別内湯 混浴露天風呂 女性専用露天風呂
  • 訪問日時 2006年10月22日
  • 駐車場 宇奈月駅の契約駐車場に駐車可能(要予約・有料)
  • 日帰り入浴 650円(当時)10:00~15:00
  • ph8.2前後
  • お湯の色 無色透明
  • 泉質 弱アルカリ性単純温泉
  1. 日帰り入浴時間がよく8:00~17:00とされていますが、これは間違いです。トロッコ電車で来て帰れる時間内が非公式な入浴可能時間です。
  2. 宇奈月駅の提携駐車場からトロッコ電車の宇奈月駅まで少し歩きます。
  3. 宿泊は宿へ電話のみとなっています。先に予約金が以前は必要でした。現在はどうか解りませんのでご確認下さい。
  4. 冬季閉鎖の宿となっています。例年4月下旬から11月23日くらいまでが営業期間ですが、トロッコ電車の関係により前後する事があります。

現在、ネットでの予約は出来ない宿となっています。
黒薙温泉のホームページをチェックする

前泊で出来るだけ早い時間のトロッコ電車に乗ってせっかくなので、黒部峡谷観光をされる事をオススメします。前泊は宇奈月温泉が便利です。
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コメント

  1. […] は、別のサイトでまとめてあるので、よければ見て下さい。 トロッコ電車と徒歩でいく秘湯の混浴!黒薙温泉【富山県の温泉】 宿に行くまでの道や宿周辺も絶景です! 宿までの道と言 […]

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