秋山郷と言えば、日本の秘境100選にも選ばれるほどの場所で手付かずの自然が数多く残り、絶景スポットも数多くある観光地です。その最奥にあるのが切明温泉です。
切明温泉にはいくつかの宿があるのですが、中でも有名なのが雄川閣です。
切明温泉 湯元 雄川閣
雄川閣が有名なのは、切明温泉と言えば自分の手で掘って入る河原の露天風呂が有名ですが雄川閣さんに駐車出来て歩いていく時にすぐ横を横切るため、切明温泉=手掘りの露天風呂=雄川閣というイメージがあるからだと言えます。
正式な名前は「秋山郷温泉 保養センター 湯元 雄川閣」なのかな?と思いますが公式サイトだと「切明温泉 雄川閣」になっています。どっちなんだろう????
中に入ると階段があるので降りて行くと男女別の内湯があり、露天風呂への通路もあります。
雄川閣の内湯
雄川閣の中には男女別の内湯があります。
10人くらいは入れる湯船で窓からは川を見る事が出来ます。
シャワーもあってボディソープとシャンプーも置いてあります。
身体を綺麗にした後はやっぱり露天風呂へ!
雄川閣の絶景露天風呂
雄川閣の露天風呂は、一旦外に出て少しだけ歩きます。混浴ですが、貸切も出来ます。しかし混雑時は貸切にしないほうが良いでしょうね。
下の方に脱衣所が見えます。
簡素な作りの脱衣所なので貴重品は持っていかない方が良いですね。そして露天風呂へ!
ちょっと熱めのお湯になっています。水道があるのでぬるくする事も可能です。でもその場合は周りの人に確認してから行うのが良いでしょう。
中に生えている藻なのかな?その影響で緑がかって見えますが無色透明のお湯です。
そしてこの温泉からの眺めが最高!
紅葉の時期なら紅葉を、新緑の季節なら新緑を堪能出来る絶景露天風呂になっています。雪の季節も良さそうです。
しばらくこの景色を眺めていました。
手掘りの「河原の湯」
雄川閣で温泉を楽しむ前に行きたいのが雄川閣のすぐ裏にある「河原の湯」です。河原のあちこちからお湯が湧いていて自分で掘ってマイ湯船を作って入る事が出来ます。
雄川閣に駐車していく事が出来ます。また雄川閣で掘るためのスコップも借りる事が出来るのが良いですね。
河原の湯へのアプローチ
雄川閣の駐車場に車を停めて5分ほどの距離にあります。
こんな吊り橋を渡っていきます。
少しだけ山道を歩きます。
増水時には入る事が出来ません。
河原の湯の露天風呂
河原の湯は、基本的に混浴です。というか野湯なので混浴とかそういう概念そのものが存在しません。
河原のあちこちから湯気が出ています。自分で掘るのも良いのですが既に先人が湯船を作ってくれていますので、そこに入れば気軽に温泉を楽しめます。川なので別にタオル巻きでも水着でもOKです。
ただ、源泉はかなり熱いので川の水がある程度混ざっていないと熱くて入れないので入る前に必ず入れる温度かどうか確認して入るようにして下さい。また入っても部分的に熱湯が出ている場所があり油断していると火傷するので気をつけて下さいね。
上記のような湯船っぽいものがありますが、激熱で入る事は出来ません。
綺麗な紅葉の風景を見ながらしばし温泉を楽しみました。
実際に入っているところ、お見せ出来るような身体では無いのでモザイク処理(^_^;)
家族で行って子どもと一緒に湯船を作って河原遊びをするのも良いですね。
秋山郷について
秋山郷は本当に絶景と温泉の宝庫です。
素晴らしい景色があちこちにあります。1度は訪れて欲しい場所です。
雄川閣と河原の湯 基本情報
- 施設名 切明温泉 「雄川閣」「河原の湯」
- 住所 〒949-8321 長野県下水内郡栄村大字堺17878-3
- 電話 025-767-2252
- お風呂(雄川閣) 男女別内湯 混浴露天風呂
- お風呂(河原の湯) 手掘りの混浴露天風呂
- 入浴料(雄川閣) 500円
- 入浴料(河原の湯) 無料:時間は基本的に日の出から日没まで
- 訪問日時 2006年10月25日
- ph 7.6
- お湯の色 透明
- 泉質 カルシウム・ナトリウム・塩化物硫酸塩泉