御嶽山の麓にある標高1800mの温泉街である濁河温泉の中でも大きくて人気の宿が今回紹介する「旅館 御岳」です。
濁河温泉までのアクセス
山の中なので大変です。以上!
では舐めとんのか!と言われそうなのですが同じ濁河温泉「ひゅって森の仲間」で書いたものを引用します。
濁河温泉の住所は岐阜県下呂市。と聞くと「あ~、下呂温泉の近くね」と思うかもしれませんが、下呂温泉からは車で1時間半以上離れた場所にありますので、下呂温泉を目指していくと痛い目をみますのでご注意下さい。
関東から行く場合は中央高速の伊那IC(長野県)が最寄りの高速道路のインターチェンジとなります。そこから一般道を約2時間かかります。東海・関西方面の場合は東海北陸道の高山ICから約1時間半。本当に山の中にある温泉地です。
そのため、街の明かりが影響しないため満天の星空が見られる場所としても人気となっています。
となっておりアクセスはお世辞にも良いとは言えない温泉地です。その代わりに秘湯ムードがあって良い温泉が揃っていると言えます。
浴用の適応症
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後の回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、動脈硬化症となっており半分は一般的な温泉の適応症ですが、とにかく身体を癒してくれる温泉でした。
旅館 御岳
よくこんな標高が高くて不便なところにこれだけ大きな旅館を作ったな~と思います。
宿の屋上にドーム上のようなものが見えますが天体観測を行えるように大きな天体望遠鏡が設置されているとのこと。晴れた日の夜なら本当に星空が綺麗でしょうね。
混浴の渓流露天風呂へ
ここで有名なのは渓流沿いにある混浴の露天風呂へ。
長い長い階段を降りていきます。
途中にトンネルまである長い長い坂というか階段を降りていきます。ここで帰りは登るのか・・・と考えたらいけません。
高低差50m、160段の階段を降り切ると脱衣所が見えてきます。
混浴ですが脱衣所は男女別です。水着もタオル巻きもOKなので女性でも比較的入りやすい混浴になっています。
比較的簡素な作りの脱衣所ですが暖房が入っていて暖かかった記憶が。
そしてドアを開けるとそこには割りと広い露天風呂が!ジャーンと!
脱衣所方向を見ると下記の通り
温泉成分が濃くて岩に結晶ができていて、歩いていて岩に足をすると擦り傷が出来てしまうので気をつけてください。
時折温泉の色が変わるそうですが、概ね茶褐色に濁っている時が多いそうです。温泉の色は気象条件で変わるのが面白いですね。
お湯の温度は普通42度くらいだったかな。源泉温度が46度くらいなのでこれくらいの広さの湯船なら割とちょうど良い温度になると思います。
平日ということもあって誰も来ないため1時間ほどのんびりと浸かっていました。極楽・・・・
ただ帰りに再びあの階段を登らないといけないと思うと少し憂鬱に(^_^;)
男風呂へ
階段を登り、再び旅館の中へ。そして男女別の内湯と露天風呂があるので男風呂をいただくことに。
広い脱衣所です。
10人くらいは入れる内湯となっていました。
内湯から直接露天風呂にも出られるようになっています。
寒いためか2つドアを開けるように風防室があります。
そして露天風呂へ
こちらは6~8人くらいは楽に入れる広さです。
先ほど1時間ほど渓流露天風呂に入っていたのでこちらは10分くらいで上がりました。
旅館 御岳の感想・口コミ・評判
今回は日帰り入浴で入ったので宿泊は1度してみたいと思いました。日帰り入浴は13時~16時と短い時間なのでここだけを目当てに入りに行くのは少し不便かなと思います。
鉄分の多い温泉なので苦味や鉄の臭いが苦手な方だと少し入りにくいかも。
口コミはじゃらんの評価を見てみるとすべての項目で5段階の4以上となっているのでかなり高評価の温泉旅館だと言えます。料理も部屋も悪くないそうです。
湯質は確かに良かったし、これで部屋も料理も良いのなら是非泊まってみたいと思います。
なお、飲泉所もあって胃腸に良いそうです。
旅館 御岳 基本情報
- 施設名 濁河温泉 旅館 御岳
- 住所 〒509-3111 岐阜県下呂市小坂町落合唐谷2376-1
- 電話 0576-62-2124
- お風呂 男女別内湯 男女別露天風呂 混浴露天風呂
- 入浴料 1000円(当時) 13:00~16:00(要確認)
- 訪問日時 2006年10月27日
- ph 6.4
- お湯の色 褐色
- 泉質 ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉
下記宿泊サイトからも予約可能です。