ここ白馬鑓温泉は徒歩片道最短でも4時間の極上の温泉です。一番近い駐車場から山道に慣れた人でも4時間ほどかかる温泉です。
白馬鑓温泉 白馬鑓温泉小屋
白馬鑓温泉は、白馬鑓ヶ岳の中腹にある山小屋です。夏季限定で冬場は解体してしまう温泉にも入れる山小屋です。標高2100Mの温泉、もちろん、源泉かけ流し。
たどり着くには最低4時間かかるため、たどり着いて温泉に入った時の感動は普通に入れる温泉では味わう事が出来ません。山小屋なので、独立した部屋なんて ありません。はっきり言えば雑魚寝です。食事も当然豪華ではありません。それでも、ここには普通の温泉では味わえないものが沢山あります。
少し熱めの混浴露天風呂
ここは混浴露天風呂1つと女性用の内湯が1つとなっています。混浴露天風呂ですが、タオル巻き、水着OKなので女性でも安心して入れます。お湯は少し熱めなので長湯には適していません。少し入って出て湯船の縁で身体を冷やし、また入るを繰り返します。
足湯もありますよ
雲海からの朝陽を見ながらの入浴
ここに泊まったのなら、当然山小屋なので皆さん早起きですが、運が良ければ雲海からの朝陽を見ながら温泉に入れます。この写真はまさに露天風呂から見た景色です。本当にこの瞬間、ここに入りに来て良かったな~と思います。
星空を見ながら入る露天風呂
そして、夜には晴れていれば物凄い星空を見ながら露天風呂に入る事が出来ます。写真は既に少し明るくなった頃のものですが、標高2000メートルの山からは、都心では見る事の出来ない物凄い星空を見る事が出来ます。
食事は質素
山小屋に泊まられた事がある方なら判ると思いますが、食事は質素です。でも、ここの食事は質素と言っても割りと良い方だと思います。ご飯は食べ放題です。山小屋では好き嫌いは言えません。しかし、しっかりと食べないと翌日の下山にも響くのでしっかりと食べましょう!
ここまで来るなら白馬三山も
ここまで来るのなら前泊で白馬岳の山小屋に泊まったりしながら来るのも面白いですよ。凄く綺麗な北アルプスの景色を見ながら、下界の事は忘れて、自然をたまに楽しむのみ良いのでは無いでしょうか?
今回は、白馬岳登山も兼ねていたので、白馬尻小屋で1泊、白馬岳頂上宿舎に1泊、そしてここ白馬鑓温泉小屋に1泊と3泊しました。
最終日にようやくお風呂に入れた時は、物凄く気持ちよかったですよ。やはり2日以上お風呂に入っていないとお風呂が恋しいです。
山々の花も物凄く美しい!
いろんな花が咲いています。本当にこういうところにくると普段見ている花でも当社比200%以上に綺麗に見えます。
夜の星空が格別!
写真は、白馬岳頂上宿舎から撮影したものですが、標高2000Mの澄み切った空気の中で見る夜空は物凄い星の数です。
本当に感動します!
そして、一番感動したのは、やはり朝日の中の温泉でした。
雲海から登る太陽、照らしだされる温泉、本当に来てよかったな~と思った瞬間でした。
基本情報
- 施設名 白馬鑓温泉 白馬鑓温泉小屋
- 住所 〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村 白馬鑓ケ岳中腹
- 電話番号 0261-72-2002(株)白馬館
- 宿泊 9500円 日帰り入浴可 テント泊も可
- お風呂 女性用内湯 混浴露天風呂
- 訪問日時 2010年9月3日
- ph6.5
- お湯の色 やや白
- 泉質 含硫黄-カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉