雰囲気の良い内湯の岩風呂がおすすめ!赤倉温泉 湯守の宿 三之丞【山形県の温泉】

赤倉温泉と言えば新潟県妙高の温泉を思い出す方もいるかと思いますが今回紹介するのは山形県最上郡にある赤倉温泉です。開湯は863年と歴史ある温泉です。

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞へのアクセス

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

宮城県と山形県を結ぶ国道47号線から少し中に入ったところに赤倉温泉はあります。車の場合は東北道 ・古川ICを降りて90分くらいの距離となっています。

公共機関の場合はJR陸羽東線(奥の細道湯けむりライン)・赤倉温泉駅から約4km・1時間くらいですが冬場は遭難しかけるかもしれませんのでご注意下さい。予約時に赤倉温泉駅まで送迎を予約しておけば迎えにきてもらえます。

無難に車で行くことをおすすめします。東北自動車道・古川ICから降りて赤倉温泉に向かう途中には鳴子温泉郷もあるので、車で行った方がいろいろな温泉に立ち寄れて楽しいと思いますよ。

三之丞の外観と館内・部屋について

三之丞の外観は昔の農家という雰囲気になっています。

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

入り口のすぐ横には足湯もありました。

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

中に入ると最初は土間っぽい玄関になっています。

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

日本秘湯を守る会の宿にもなっています。

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

ロビーには囲炉裏もあって古民家風の作りになっており落ち着ける雰囲気になっていました。

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

受付けを済ませて部屋に案内に向かいます。途中で読書室があり漫画も置いてありました。

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

ただ増築を繰り返してきているように思う宿で迷子になるかもしれませんのでご注意下さい。妻は1人では部屋に戻れないということで部屋の外ではいつも付き添っていました(笑)

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

管内図はありますが、それでも迷いやすい作りだと思います。

部屋

今回泊まった部屋は2階の部屋。

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

細道という名前の部屋でした。

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

6畳だったかな?それと広縁がありました。トイレは共同のため部屋にはありません。トイレまでがちょっと遠くてそれが不便でした。また2階のトイレにはウォシュレットはありませんでしたが1階にトイレにはあったので1階まで僕はトイレに行っておりました。

名物の混浴内湯の岩風呂へ

ここの名物とも言える温泉は混浴内湯の岩風呂です。

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

脱衣所は男女別ですが中は1つになっています。

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

中央に巨大な岩が鎮座しています。

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

湯船は合計3つで入ってすぐにあるのが深湯と呼ばれる一番ぬるめ(それでもかなり熱いです)の浴槽があります(上の写真左側)。奥に中湯と呼ばれる湯船がありますがここは熱くて僕は入ることが出来ませんでした。50度近くあったんじゃないかな?

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

大きな岩の横に階段があり中2階にようになっていてそこにも湯船があります。

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

打たせ湯にもなっていました。

この横には源泉洞と呼ばれる小さなトンネルがあります。

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

浴場に入るとすぐ右側には洗い場のスペースもあります。

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

深湯は湯船の下からも温泉が自噴しているそうで新鮮な温泉が源泉掛け流しとなっています。ただしかなり温泉の温度が高いので加水はされているとのことです。

露天風呂とひょうたん風呂

名物の岩風呂以外に露天風呂と内湯「ひょうたん風呂」がここにはあります。1つの湯船なので男女入れ替え制となっており細かく時間によって区切られています。

露天風呂

露天風呂はあまり大きくなく3~4人でいっぱいになるくらいの広さです。

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

過去にここには3回ほど来ているのですが露天風呂が一番温めに設定されているようで、長時間入りたいのならここが一番向いています。露天と言っても景色が良い訳ではなく半露天風呂に近い雰囲気です。

ひょうたん風呂

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

内湯の「ひょうたん風呂」です。3人くらいでいっぱいになるくらいの広さです。男女入れ替えで細かく時間が区切られていますが宿泊の場合は空いていれば貸切風呂としても使えるようになっています。

三之丞の食事

三之丞の食事は基本的に大広間でいただきます。

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

食事の一覧は下記の通り

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

夕食

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

鯉のあらい

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

天然鮎の塩焼き、これが上手い!時期によって違う魚になると思います。

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

山菜やお漬物

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

最上牛(もがみぎゅう)のしゃぶしゃぶ

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

最上牛のローストビーフ

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

天ぷら

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

鯉の煮物かな。

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

茶碗蒸し

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

お吸い物

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

デザートはイチゴでした。

味わいは派手ではなく素朴なものが多いのですが、これが慈悲深く美味しい!体には良さそうなメニューだと思いました。

朝食

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

朝食はシンプルです。

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

湯豆腐もついていました。

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞

納豆はすり鉢に入っています。

焼き魚と温泉卵があれば朝食は満足する僕なので、これだけあれば十分でした。

三之丞の口コミ・評判

温泉仲間でもかなりの人が行っており、悪くない評判です。ただし温泉が熱すぎる!ということはよく聞きます。確かにここは温泉が熱すぎて長湯が出来ないんですよね。長湯出来ないのなら日帰りでも良いんじゃない?と思ってしまう場合もあるようです。確かに長湯出来ないのなら日帰りでも良いかな~とは思ってしまいます。ただメインが混浴なので長湯出来る環境にしてしまうと怪しい輩が増えてしまうのも問題としてあり、難しい問題なのかな?とは思います。

長湯出来ないこともあって怪しい輩が出たという事はあまり聞いたことがありません。怪しい輩はその手前の鳴子温泉まではよく聞くのですが、そこで止まっているようです。

赤倉温泉 湯守の宿 三之丞の基本情報

  • 施設名 赤倉温泉 湯守の宿 三之丞
  • 住所 〒999-6105 山形県最上郡最上町大字富沢884
  • 電話 0233-45-2301
  • お風呂 混浴内湯 男女入替制露天風呂 男女入替制内湯
  • 日帰り入浴 10:00~16:00
  • 料金 500円
  • 訪問日時 2012年4月28日 他数回
  • ph 7.9~(岩風呂は8.2、それ以外が7.9)
  • お湯の色 無色
  • 泉質 カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉

公式サイト

日本秘湯を守る会

ここは日本秘湯を守る会の宿なのでスタンプを集めている方は直接予約をされるか日本秘湯を守る会で予約されるのが良いでしょう。スタンプを集めていない方はポイント分、宿泊予約サイトで予約される方がお得になっています。

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