*撮影協力 富岡市・富岡製糸場
2014年6月22日 日本時間16:55に世界遺産登録されたばかりの富岡製糸場に登録のちょっと前に行ってきました。その時のレポートです!
富岡製糸場に行く前に(法人向き)
富岡製糸場に行く前には必ず、公式サイトを事前にチェックしておきましょう!混雑状況とかも解りますよ!
富岡製糸場ホームページ
富岡製糸場
歴史や価値等、小学生でも比較的解りやすく書かれています。
公式サイトにこんな記述があります。
個人の記念・鑑賞としてのスナップ撮影はできます。ただし、販売・配布物、ホームページ等に掲載する場合には事前に申請が必要となります。
という事で、印刷して書きました。
入り口の入場券売場の横の建物が管理棟です。そこに提出をします。
いざ提出しようとすると、
「無しでも良いです」との事でしたが、
「個人ブログですけど、一応収益性もあるので、出した方が良いかと・・・・・」と説明すると受け取ってくれました。
収益性の無い個人ブログ用なら特に提出の必要性はありません。また個人で楽しむ写真なら提出は必要ありませんよ。
普通に皆さん、撮影しています。
*汚い字だというツッコミは無しでお願いしますm(__)m
これを提出した場合、後日正式なものが送られてきます。
駐車場について
公式サイトの通り、無料の駐車場がありますが、かなり遠いで、無料の駐車場に停める場合は、旅行だからと御洒落な靴で行くとかなり疲れますよ。距離にして1Kmほどあります。土日の混雑している時期は電車で来られる方と同じルートになります。この辺りはまだ道の整備が完全では無く、歩道と車道の区別の無い道を歩く事になるため、混雑している土日に行くとなるとかなり進むのに時間がかかるものと思いますので、足の疲れない靴で向かうのが良いと思います。
また、サイトで紹介されている有料駐車場に関しても500Mほどの距離がありますので、同様に気をつけて下さいね。
最寄りの駐車場
恐らく、富岡製糸場にもっとも近い駐車場は、「いなりパーク」という駐車場になるかと思います。今回は、こちらの駐車場に車を停めました。
公式サイトで紹介されている駐車場は30分/100円ですが、ここは20分/100円と少々高くなっていますが近くに停めたい場合は良い場所にあります。
富岡製糸場までは約220M。手頃な距離で、富岡製糸場の正面入口に向かって歩いていくため、おみやげ屋さんを見たりするのにちょうど良い距離で非常に便利です。
ただ、このようにサイトで紹介されていくと思うので、かなり混んで停めづらくなると思いますので、ご注意下さい。
また、全体的に駐車場は多くありません。なので、今後は公共機関で向かった方が良いかもしれませんね。
また、富岡製糸場の周りの道は広くありません。そして一方通行も多くあります。車の運転になれていない場合は、公共機関で向かうのが良いと思いますよ。
この駐車場の前でトイレは済ませておく!
この駐車場の前に「仲町交流館」という建物があります。富岡製糸場は現時点でトイレが1箇所しかなく、土日はかなり混みあうため、トイレは先にここで済ませておいた方が無難です。割りと綺麗なトイレでしたよ。
前泊の薦め
東京・千葉・神奈川等の首都圏から向かう場合は、前泊して余裕を持って向かうのが良いかもしれません。
前泊については、このサイトのこちらの記事が役立つと思いますので、是非ともご覧下さい。前泊なら高崎駅前あたりが良いと思います。土日の朝出発だと恐らく今後はますます渋滞に巻き込まれると思います。
週末1泊旅行にもう1泊 旅行を快適に豊かにする前泊のLife Hack術
富岡製糸場までのアプローチ
駐車場を出ると、すぐに富岡製糸場にまっすぐと続く道となります。ここが富岡製糸場までのメインストリートと言えます。奥に僅かに富岡製糸場が見えると思います。屋根くらいしか見えませんが。行った日は世界遺産登録される前の平日で更に天気も悪い日だったので、それほど混んでいませんでしたが、これが今の土日だとかなり混みあうかと思います。
1分も経たない内に富岡製糸場の入り口が見えてきます。
最初の撮影スポット 入り口
入り口はここ1箇所となっています。やっぱり入り口は最初の撮影ポイントです!
右側に郵便ポストと木製の看板が見えますので、ここで記念撮影をされると思います。ただ、考える事は皆さん同じでかなり撮影待ちで混んでいます。
さて、ここから先は禁煙になります。富岡製糸場内は全面禁煙となっています。タバコを吸いたい方は、このすぐ近くのおみやげ屋さんの前に喫煙所がありましたので、そこで十二分に吸っておきましょう(笑)
入り口を背にして左側のソフトクリームの看板が目印のお店です。トイレもありますが、トイレだけの使用はやめましょう!
また、このおみやげ屋さんは、群馬の名物駅弁、峠の釜飯も食べられます。お腹が空いてなかった事と以前食べた事があったので、今回はたい焼きにしましたが、たい焼きも非常に美味しかったですよ。
いざ、富岡製糸場に入場!
入ってすぐの左側で入場券を販売しています。
料金は上記の通りです。
富岡市民は無料となっています。
大人500円、高校生・大学生250円、小中学生150円
撮影許可証は入場券販売所の横の管理棟に提出します。
撮影許可の腕章も申し出れば貸してくれるようです。マスコミ関係者の方は腕章を貰っておいた方がいいかもしれませんね。
ここの前で、場内案内に申し込む事が出来ます。しっかりと説明を聞きながら回りたい方にはお薦めです。
比較的スムーズに見てまわれる時間
場内はかなり混みあいます。混みあう原因の1つが場内案内のグループのためです。こういうのに参加はするけど、一緒に来た方と喋ってばかりで聞いていない人って結構多いんですよね。そういう方が通路いっぱいに広がってかなり通行の邪魔になっています。街で通行人の事を考えずに立ち話している人を想像してもらえれば解ると思います。ああいう集団が2~3組は場内案内されているグループの中にいると思って下さい。
つまり、この場内案内をしていない時間に行けば比較的スムーズにまわって見れるという事です。場内案内をされているのは、地元のボランティアの方々です。お昼の食事も当然食べます。悲しいかな、日本のお役所仕事。お昼はいつも決まった時間です。なので12時くらいからは、場内案内が1時間ほど行われていないので、スムーズに見る事が出来ますよ。ただ、いつ改善されるかは解りません(^^;
記念碑
記念碑が入場券売り場の反対側にいろいろとあります。
管理棟の前にいろんな記念碑があります。
上記は、片倉工業の記念碑です。
今回、ここに行った一番の理由は妻が是非、観に行きたい!と行ったからなのですが、その理由がこちらの記念碑。妻が最初に就職したのが片倉工業。なので、思い入れがあったようです。
富岡製糸場場 見学ポイント11箇所プラスアルファ
いよいよ本格的に場内の見学開始です!
ポイントは11箇所プラスアルファ。
上記の図をよく見てもらうと、11番まで番号が割り振られています。順番通りに見るよりも効率的に見れるように説明していきます。
第1見学スポット No.1 東繭倉庫(展示室と売店)
入り口から入って最初に見えるのが、東繭倉庫。やはりここを1番最初に見学しておくと、その後の見学している場所の意味がよく解ると思います。
理由は、この中には展示場があり、富岡製糸場の歴史や建物の説明がされているからです。何も知らないで見るよりは、事前に知っておいた方が楽しみも造詣も増しますからね。
少し心霊写真っぽく人が薄っすらと写っていますが、心霊写真ではありませんので、ご安心を。人をなるべく写さないようにする撮影方法で撮影したためです(バルブ撮影による長時間露光)。
パネル等で富岡製糸場の時代の流れが説明されています。
様々なものが展示されており、絹織物の歴史もよく解りますし、生糸の種類も解ります。
本物の蚕も!ここで大型一眼レフカメラで撮影していると恐らく
「これ、本物???」と声をかけられること間違いなし!(笑)3分くらいで3人に聞かれました(笑)蚕は、見方を変えれば可愛いのかもしれませんが自分は苦手です。でも、この蚕からあんなに綺麗な絹が出来って、本当に不思議ですね。戦前や戦後は日本のいろんな地域の農家で蚕は飼われていたそうですが、もうほとんど見かけなくなりました。
中には売店もありますよ。いろんなお土産が販売されています。ただ、かなり混雑しています。ここしか場内でお土産売り場が無いからです。もっと拡大しても良いと思うんですけどね。
第2見学スポット No.8 乾燥場
No.2の場所に向かうよりは、No.8 感想場を先に見ておくろスムーズに見てまわれますよ!
東繭倉庫をそのまま抜けていくと最初にあるのが、乾燥場なのですが、2014年の2月の大雪で半壊となってしまったそうです。復旧を行うという事で、しばらくは見れない事になります。残念ですね。
第3見学スポット No.9 煙突
大きな煙突です。こどものころ、こういう煙突って、近所にあったんですけどね(昭和40年~50年初期)。銭湯の煙突として(笑)
今は、あまり見かけなくなりましたね。日本の銭湯文化も世界遺産に登録しても良いかと思うんですけどね(^^;
第4見学スポット No.10 西繭倉庫
西繭倉庫の中は一般公開されていません。外から眺めるだけです。こういうレンガの建物は絵になります。
そして、来た道を戻っていきます。
と、その前に
場内トイレ情報と唯一の飲食可能な場所
東繭倉庫と西繭倉庫の間に唯一のトイレがあります。また、唯一の飲食許可が出ている場所も。トイレはここしかありませんので、不安な方は必ずここで済ませておきましょう。ゆっくり撮影しながら見る場合まだ1時間以上はかかりますよ。恐らくトイレに関しては、富岡製糸場の方も真剣に考えていると思うので、今後他にも出来てくるとは思うのですが、すぐには難しい部分もありますので、まずはここで済ませておきましょう。
第5見学スポット No.2 検査人館
ここ検査人館の中も一般公開されていません。なお、時間によってはここの前が物凄く混み合います。理由は場内見学を申し込んだ方々の団体が最初にここで渋滞するからです。なので、ここは12時から13時の間に見ておくと良いかもしれません。
第6見学スポット No.3 女工館
ここ女工館も中は一般公開されていません。外からの見学のみとなります。でも、早く一般公開してくれるようになって欲しいですね。
第7見学スポット No.6 診療所
ここ診察所も中は、以下同文。本当に一般公開されていない施設ばかりです。それが富岡製糸場な一番残念な部分です。
第8見学スポット No.5 ブリュナ館
ここブリュナ館も中は、以下同文。
凄く絵になる建物でしたが、写真を撮ろうとするとどうしても人が入ってしまい、この前で15分くらい待機して、人がいなくなった瞬間に撮影しました(笑)
晴れた日なら絵葉書にしたいような建物です。
第9見学スポット No.11 レンガ積排水溝
下水道なので、地下あります。当然見る事が出来ません(笑)
ここが一番奥になりますが、この横に広がる景色や建物も絵になりますよ。桜の季節は綺麗だろうな~と思います。
第10見学スポット No.4 繰糸場
ここだけは、場内案内を受けている団体を利用することで落ち着いてみれます。その理由は団体が来ると入り口で説明を受けている間は、他の個人でまわっている人は中に非常に入りづらくなります。そのため人が入って来なくなるので、その間の人が少ない時に写真を撮ると良いかもしれません。
第11見学スポット No.7 記念碑
富岡製糸場の入り口近く、東繭倉庫の前にある記念碑ですが、実物を撮影し忘れました(^^;
その他の注意点
雨の日はまさしく傘だらけ!身動きも取りづらくなりますし、撮影をするにしても非常に傘が入り込みます。出来れば晴れた日に行くのが良いと思います。
参考群馬・富岡製糸場を含む観光コース
せっかく群馬に来たのだから、他にも見学や観光を!という方へ。
群馬は温泉に非常に恵まれた場所です。是非ともこの後は温泉を楽しんでもらうのが良いと思います。
管理人は、こちらの温泉に泊まりました。
日本三大美人の湯に入る 川中温泉 かど半旅館 | いい湯だね!温泉旅行Hack
概ね、富岡製糸場から一般道経由、車で1時間くらいの場所です。他にも草津温泉や伊香保温泉、万座温泉という手もありますよ!
伊香保の温泉 | いい湯だね!温泉旅行Hack
万座の温泉 | いい湯だね!温泉旅行Hack
また、正直、お子さんには富岡製糸場は面白みが無いかもしれません。なので、午前中は富岡製糸場で楽しんで、その後は、群馬サファリパークなら家族で楽しめると思いますよ。同じ富岡市内なので、比較的早く到着出来ます。