東日本大震災の被害は甚大でその被害のため営業を断念せざるを得ない宿も沢山ありました。その1つが今回紹介する「土湯温泉 湯の宿 樹泉」です。
土湯温泉街
土湯温泉街は福島県でも人気の温泉街の1つです。福島県でとっさに聞かれて思いつく温泉街と言えば、飯坂温泉街、いわき湯本温泉街、磐梯熱海温泉街、そして土湯温泉街では無いでしょうか?(温泉地ではなく温泉街です)
こけしが名物で温泉街の中心には「かじかの湯」と言われる足湯もあります。
ここ湯の宿 樹泉も土湯温泉街にあった温泉宿の1つです。
夜に行けば夜景が綺麗な温泉街が土湯温泉街だと思います。
湯の宿 樹泉
樹泉は、夜遅くまで日帰り入浴を受け付けていたので、利用をたまにしていました。土湯温泉で夜9時過ぎでも日帰り入浴出来る貴重な場所だっただけに非常に残念です。
元々赤字経営が続いており、地震により被害を受けた部分を直すための資金を調達出来なかった事が原因らしいのですが、残念でした。
当時、夜10時まで入れたので夜でも入りに来られる方は割りといました。
樹泉のお風呂 内湯と露天
脱衣所は割りと広く10人以上は使えるようになっています。
内湯は10人くらいは入れる広さです。
露天風呂の縁は木
露天風呂の縁は木(ひのきかな?)で出来ており、悪くはありません。
湯の宿 樹泉の感想・所見
土湯温泉自体は源泉が何箇所かあり、単純温泉や硫黄泉、炭酸水素塩泉等ありますがここは単純泉を使っていたようです。
お湯自体は循環濾過で単純温泉だった事もあり、それほど良いお湯とは言えないものでした。
口コミでもそういう評価が多いように思いました。
ここを利用するのは土湯峠辺りで湯巡りをしたりして帰りが遅くなった時に立ち寄るのに利用していたので最後に体が洗えれば良いかな~程度に利用していたので、特に湯質にこだわる事なく使っていました。
でも、確かに宿泊してまで楽しみたいと思うお湯では無かったため徐々に人気が無くなってきており赤字になっていたのかもしれません。
泊まった事が無いので食事の内容はどんなものか解りませんが。
ただ、ある程度有名な温泉街になると日帰り入浴で夜入れるところが少ないので夜10時まで入れるここは貴重な存在だっただけに残念でした。
湯の宿 樹泉 基本情報
閉館していますのであまり意味がありませんが。
- 施設名 土湯温泉 湯の宿 樹泉
- 住所 〒960-2157 福島県福島市土湯温泉町見付32-1
- 日帰り入浴料金 800円(当時)9:00~22:00
- お風呂 男女別露天風呂・男女別内湯
- 訪問日時 2006年10月14日 他
- 駐車場 あり(無料)
- ph7.2
- お湯の色 無色
- 泉質 単純温泉
ここは閉館しましたが、土湯温泉そのものはまだまだ数多くの温泉宿がありますし、素晴らしい温泉宿も数多くあります。